Dell Optiplex GXa SolarisTM 9  x86  12/02

POP Before SMTP with sendmail-8.12.11 + smtpfeed

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1. BerkeleyDB.4.2.52のインストール
2. drac-1.12のインストール
3. qpopper4.0.5のインストール
4. smtpfeed-1.18のインストール
5. sendmail-8.12.11のインストール
6. sendmail-8.12.11の設定
6-2. (バーチャルドメインの設定)
qpopper4.0.5
ソースディレクトリに移動する。
$ cd /opt/src
作業用ディレクトリを作成する。
$ mkdir qpopper4.0.5
作成したディレクトリに移動する。
$ cd qpopper4.0.5
ダウンロードする。
$ wget ftp://ftp.qualcomm.com/eudora/servers/unix/popper/qpopper4.0.5.tar.gz
解凍展開する
$ tar xozf qpopper4.0.5.tar.gz
セキュリティ を高めるため、POP3でアクセスされた時の応答メッセージ (pop3d名とバージョン)を変える。 もしも自分が使っているバージョンにセキュリティホールが見つかってしまっ た場合、クラッカーはその情報を元に攻撃を仕掛けてくる可能性があるので、 ソースを少々書き換えて、表示させるpop3d名とバージョンを架空のPOP3Dにして しまう。 展開したディレクトリのpopperディレクトリに移動する。
$ cd qpopper4.0.5/popper
SuperUserになる。
$ su password:
popper.hをviで開く。
# vi popper.h
以下の部分(85行目)を書き換えて保存する。 (ReadOnlyになってるので、強制的に保存する。)
/* ### 変更前 ### */ #define QPOP_NAME "Qpopper" /* ### 変更後例 ### */ #define QPOP_NAME "Domain1.com_Original"
version.hをviで開く。
# vi version.h
以下の部分(16行目)を書き換えて保存する。 (ReadOnlyになってるので、強制的に保存する。)
/* ### 変更前 ### */ #define VERS_NUM "4.0.5" /* ### 変更後例 ### */ #define VERS_NUM "3.9.3"
一般ユーザーに戻る。
# exit $
1つ上のディレクトリに移動する。
$ cd ../
最適化させる。
$ env LD_OPTIONS="-lnsl" LDFLAGS="-lnsl" $ ./configure --with-drac=/opt/src/drac-1.12/drac-1.12 \ --enable-servermode
コンパイルする。
$ make
SuperUserになる。
$ su password:
旧バージョンのバックアップを取る。
# cp /usr/sbin/in.pop3d /usr/sbin/in.pop3d.4.0.4
新しいバージョンを手動インストールする。
# cp /opt/src/qpopper4.0.5/qpopper4.0.5/popper/popper /usr/sbin/in.pop3d
/etc/inetd.confを編集する。
# vi inetd.conf
最後に以下の行を追加。
pop3streamtcpnowaitroot/usr/local/sbin/tcpdin.pop3d -s
/etc/servicesには既にpop3の記述があるので、編集する必要はなかった。 inetdにHUPシグナルを送る。
# pkill -HUP inetd # exit $
ここまで正常に動作するかどうかの実験 他端末からpopを引いてみる(passまでちゃんと入力してquitする) (以下は192.168.0.25からpopを引いた場合。) その後、以下のコマンドを入力する。
$ /usr/local/BerkeleyDB.4.1/bin/db_dump -p /etc/mail/dracd.db
以下のようにDATA部分に端末のIP Addressが表示されればOK。
VERSION=3 format=print type=btree HEADER=END 192.168.0.25 1010343631 DATA=END