Dell Optiplex GXa | Solaris 8 x86 6/00 |
1. BerkeleyDB.4.1.25のインストール 2. drac-1.12のインストール 3. qpopper4.0.5のインストール 4. smtpfeed-1.18のインストール 5. sendmail-8.12.10のインストール 6. sendmail-8.12.10の設定 6-2 (バーチャルドメインの設定) |
qpopper4.0.5 dracを使ったPOP Before SMTP への対応。 ソースディレクトリに移動する。 $ cd /opt/src 作業用ディレクトリを作成する。 $ mkdir qpopper4.0.5 作成したディレクトリに移動する。 $ cd qpopper4.0.5 ダウンロードする。 $ wget ftp://ftp.qualcomm.com/eudora/servers/unix/popper/qpopper4.0.5.tar.gz 解凍展開する $ tar xozf qpopper4.0.5.tar.gz セキュリティ を高めるため、POP3でアクセスされた時の応答メッセージ (pop3d名とバージョン)を変える。 もしも自分が使っているバージョンにセキュリティホールが見つかってしまっ た場合、クラッカーはその情報を元に攻撃を仕掛けてくる可能性があるので、 ソースを少々書き換えて、表示させるpop3d名とバージョンを架空のPOP3Dにして しまう。 展開したディレクトリのpopperディレクトリに移動する。 $ cd qpopper4.0.5/popper SuperUserになる。 $ su password: popper.hをviで開く。 # vi popper.h 以下の部分(85行目)を書き換えて保存する。 (ReadOnlyになってるので、強制的に保存する。) /* ### 変更前 ### */ #define QPOP_NAME "Qpopper" /* ### 変更後例 ### */ #define QPOP_NAME "Domain1.com_Original" version.hをviで開く。 # vi version.h 以下の部分(16行目)を書き換えて保存する。 (ReadOnlyになってるので、強制的に保存する。) /* ### 変更前 ### */ #define VERS_NUM "4.0.5" /* ### 変更後例 ### */ #define VERS_NUM "3.9.3" 一般ユーザーに戻る。 # exit $ 1つ上のディレクトリに移動する。 $ cd ../ 最適化させる。 $ env LD_OPTIONS="-lnsl" LDFLAGS="-lnsl" $ ./configure --with-drac=/opt/src/drac-1.12/drac-1.12 \ --enable-servermode コンパイルする。 $ make SuperUserになる。 $ su password: 旧バージョンのバックアップを取る。 # cp /usr/sbin/in.pop3d /usr/sbin/in.pop3d.4.0.4 新しいバージョンを手動インストールする。 # cp /opt/src/qpopper4.0.5/qpopper4.0.5/popper/popper /usr/sbin/in.pop3d /etc/inetd.confを編集する。 # vi inetd.conf 最後に以下の行を追加。 pop3 stream tcp nowait root /usr/local/sbin/tcpd in.pop3d -s /etc/servicesには既にpop3の記述があるので、編集する必要はなかった。 inetdにHUPシグナルを送る。 # pkill -HUP inetd # exit $ ここまで正常に動作するかどうかの実験 他端末からpopを引いてみる(passまでちゃんと入力してquitする) (以下は192.168.0.25からpopを引いた場合。) その後、以下のコマンドを入力する。 $ /usr/local/BerkeleyDB.4.1/bin/db_dump -p /etc/mail/dracd.db 以下のようにDATA部分に端末のIP Addressが表示されればOK。 VERSION=3 format=print type=btree HEADER=END 192.168.0.25 1010343631 DATA=END