IBM eServer xSeries 235
Solaris
TM
10 x86 5/08
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POP Before SMTP with Postfix-2.5.5 + ClamSMTP + SpamPD AND SMTP認証 + SMTPS + POP3S
既に仕事でsendmailを使う事はなくなっていたが、当サーバーでは今迄「温故知新」の意味で 頑なにsendmailを使用していた。(仕事での「いざ」という時にこの知識は非常に役立ってきた) しかし、非商用とはいえ当サーバーを使用する人数が増え、安全面・速度・耐障害性・安定性・軽快性 が重視されるようになってきた。 仕事で昨年、今回と同じPostfixを使った構成のMTAをLinuxで構築したが、まともな記録を取る 暇がなく、今まで「何となく」来てしまったので、この機会にSolarisでの同構成の詳細な記録を 残しておく事とする。 参考サイト:
Postfixの設定でClamSMTPと、受信時だけSpamAssassinを利用する - モーグルとカバとパウダーの日記
概 略:
".procmailrc" や ".forward" を使わず、Postfix で spamチェックや、ウィルスチェックをさせる。 でも、mynetworksに登録したサーバー内部やLAN内や固定IPで信頼されている外部IPからのメールの場合は、 spamチェックはさせない。 こうする事でspamチェックにかかるCPU負荷コストを下げる事ができる。(特にML運用時に有益) こんな
図
にすると、少しは解りやすいかな。 また、"POP Before SMTP" ・ "SMTP認証" ・ "SMTPのSSL化" ・ "POP3のSSL化"も同時に行い、さらに 各ユーザーのHOMEディレクトリ内のMaildirに配信させる"Maildir形式"とする。(テンコ盛り)
以下の順にインストールと設定をする
Perl-5.10.0
BerkeleyDB.4.7.25
cyrus-sasl-2.1.22
SSL鍵とSSL証明書と ca-bundle.crtの作成
drac-1.12
qpopper4.0.9
Mail-SpamAssassin-3.2.5
SpamPD-2.30
ClamAV-0.97.4
ClamSMTP-1.10
Postfix-2.5.5 (インストール編)
Postfix-2.5.5 (設定編)