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GNUのtextutils付属のtsortコマンドのマニュアル。

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TSORT(1)                                                 TSORT(1)

名前
       tsort - 有向グラフのトポロジカルなソートを行う

書式
       tsort

       tsort [--help] [--version]

説明
       tsort は与えられた FILE の内容をトポロジカルにソートする。
       FILE が与えられないと標準入力から読み込む。また  FILE   が
       `-' だった場合には標準入力が用いられる。

       tsort 空白で区切られた文字列の組み合わせを FILE から読み込
       み、各組み合わせの順序から全体の順序関係を求めて標準出力に
       書 く。 循環が見付かった場合には、最初の循環を標準出力に書
       く。

オプション
       --help 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了 す
              る。

       --version
              標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。

例
       tsort  に "X は Y より前に起こった" というペアを与え、それ
       がソートできるかを見てみよう。各行に与える部分的な順序は、
       必ずしも全体の順序で隣接しているわけではないことに注意。

              tsort << EOF
              neolitic bronze
              greeks linux
              pyramids greeks
              bronze pyramids
              bronze greeks
              EOF

       出力は以下となる。

              neolitic
              bronze
              pyramids
              greeks
              linux

注意
       プ ログラムのバグについては bug-textutils@gnu.org に報告し
       てください。
       man ページは Ragnar Hojland  Espinosa  
       が作成しました。

GNU textutils 2.0         15 August 1999                 TSORT(1)