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GNUのtextutils付属のtacコマンドのマニュアル。
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TAC(1)                                                     TAC(1)
名前
       tac - ファイルを結合して逆順に表示する
書式
       tac [-br] [-s SEPARATOR] [--before] [--regex] [FILE...]
       tac [--help] [--version]
説明
       tac   は指定されたファイルの内容を標準出力に書き込む。その
       際、レコードを逆順にする (レコードのデフォルトは行単 位)。
       FILE が一つも与えられないと標準入力から読み込む。また FILE
       が `-' だった場合には、そのファイルには標準入力が用いら れ
       る。
       レコードはセパレータ文字列によって分離される (デフォルトは
       改行文字)。デフォルトでは、セパレータ文字列は (入力ファ イ
       ル 中 で後置されていた) レコードの最後に付加されて出力され
       る。
       DOS プラットフォームでは、 tac はファイルをバイナリモー ド
       で読み込む。詳細は cat(1) を見よ。
オプション
       -b, --before
              セパレータ文字列を (入力ファイル中で前置されていた)
              レコードの先頭に付加する。
       -r, --regex
              セパレータ文字列を正規表現として取り扱う。
       -s SEPARATOR, --separator=SEPARATOR
              改行文字の代わりに、 STRING をレコードのセパレー タ
              に用いる
       --help  標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了す
              る。
       --version
              標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。
注意
       プログラムのバグについては bug-textutils@gnu.org に報告 し
       てください。
       man   ページは Ragnar Hojland Espinosa 
       が作成しました。
GNU textutils 2.0         15 August 1999                   TAC(1)