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GNUのsh-fileutils付属のmkfifoコマンドのマニュアル。
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MKFIFO(1) MKFIFO(1)
名前
mkfifo - FIFO (名前付きパイプ) を作る
書式
mkfifo [オプション] file...
POSIX オプション [-m mode]
GNU オプション [-m mode] [--help] [--version] [--]
説明
mkfifo は指定されたファイル名で、FIFO (名前付きパイプ) を
作成する。
"FIFO" は独立なプロセス間の通信を許可する特別なファイル タ
イプである。あるプロセスが FIFO ファイルを書き込みのために
開き、他のプロセスが読み取りのために開く。その後、シェルや
他の場合における普通の名前なしパイプと同様に、データを流す
ことができる。
デフォルトでは、作成される FIFO の 許 可 モー ド は 0666
(`a+rw') から umask のビットセットを引いたものになる。
オプション
-m mode, --mode=mode
作 成される FIFO の許可モードを mode に設定する。こ
の許可モードは chmod(1) におけるシンボルモード で、
デフォルトの許可モードを出発点として使う。
GNU 標準オプション
--help 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了す
る。
--version
標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。
-- オプションリストを終了する。
環境変数
変数 LANG, LC_ALL, LC_CTYPE, LC_MESSAGES が通常の意味を 持
つ。
準拠
POSIX 1003.2
注意
こ のページでは fileutils-4.0 パッケージでの mkfifo コマン
ドについて説明している; その他のバージョンでは少し違いがあ
る か も し れ な い。 修 正 や 追 加 は aeb@cwi.nl,
aw@mail1.bet1.puv.fi, ragnar@macula.net 宛にメイルしてくだ
さ い。プログラムのバグについては bug-fileutils@gnu.org へ
報告してください。
GNU fileutils 4.0 17 November 1998 MKFIFO(1)