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GNUのtextutils付属のcksumコマンドのマニュアル。

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CKSUM(1)                                                 CKSUM(1)

名前
       cksum - CRC チェックサムとバイト数を表示する

書式
       cksum [FILE...]

       cksum [--help] [--version]

説明
       cksum   コ マ ンドは、引数に与えられた FILE それぞれの CRC
       チェックサムを計算する。 FILE が一つも与えられないと標準入
       力 から読み込む。また FILE が `-' だった場合には、そのファ
       イルには標準入力が用いられる。

       何らかの引数を与えられた場合は、 chsum はファイル毎の  CRC
       チェックサムと、ファイルのバイト数、ファイル名を表示する。

       cksum コマンドの良く用いられる場面は、信頼度の 低 い 手 段
       (netnews  など) を使ってファイルの転送を行った場合などであ
       る。受信したファイルに対する cksum の出力と、転送 元 で の
       cksum の出力 (通常配布に付属してくる) を比べて、データが壊
       れていないことを確認するために使う。

       CRC (cyclic redundancy check) の算出ア ル ゴ リ ズ ム は、
       POSIX.2  規格で規定されている。これは BSD 系や System V 系
       の sum(1) アルゴリズムとは互換性がない。 CRC のほうがよ り
       信頼性が高い。

オプション
       --help  標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了す
              る。

       --version
              標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。

注意
       プログラムのバグについては bug-textutils@gnu.org に報告 し
       てください。
       man   ページは Ragnar Hojland Espinosa 
       が作成しました。

GNU textutils 2.0         15 August 1999                 CKSUM(1)