戻る
gnuのsh-utils付属のchrootコマンドのマニュアル。
================================
chroot(1) chroot(1)
名前
chroot - ルートディレクトリを変更してコマンドを実行する。
書式
chroot directory [command [args]...]
chroot [--help] [--version]
説明
chroot はルートディレクトリを指定してコマンドを実行する。
多くのシステムでは、スーパーユーザーだけがこれを行える。
通常、ファイル名はディレクトリ構造のルート (root=根)、つま
り `/' を起点として調べられる。 chroot はこのルートをディ
レクトリ directory に変更して command を実行す る (direc-
tory は存在するディレクトリでなければならない)。オプション
args を指定することもできる。 command が指定されないと、デ
フォ ルトは SHELL 環境変数の値となる。この変数が設定されて
いなければ、 `/bin/sh' を `-i' オプションを指定して実行 す
る。
オプション
--help 標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了す
る。
--version
標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。
注意
プログラムのバグについては bug-sh-utils@gnu.org に報告して
く だ さ い。 ページの更新は Ragnar Hojland Espinosa が行っています。
GNU Shell Utilities 2.0 18 August 1999 chroot(1)