Dell Optiplex GXa Solaris 8  x86  6/00

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メーリングリスト(FML)の開設

※後にFML4.0のインストールと、FML4.0のインストール&バーチャルドメインの設定の記録あり。


必要なソフトウェア:
fml-3.0.1-stable-20001027.zip
ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/IIJ/dist/fukachan/fml/   


インストール

(注!!これ以前にPerlがインストールされている必要がある)

SuperUserになる。
	$ su
	password:

新たなグループ fml を追加しておく。
	# groupadd fml

/etc/group をviで開き、fmlに自分を追加しておく。

予めインストールされるアプリケーションや設定項目が入るディレクトリを作成しておく。
	# mkdir /usr/local/fml /var/spool/ml
	# chown you /usr/local/fml /var/spool/ml
	# chgrp fml /usr/local/fml /var/spool/ml

/var/soppl/ml  の階層ディレクトリのパーミッションを全て755にしておく。
	# cd /
	# chmod 755 var /var/spool /var/spool/ml

一般ユーザーに戻る。
	# exit
	$

作業ディレクトリを作成する。
	$ mkdir /opt/src/fml

アーカイブをダウンロードする。
	$ wget ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/IIJ/dist/fukachan/fml/fml-3.0.1-stable-20001027.zip


解凍展開する。
	$ unzip fml-3.0.1-stable-20001027.zip

展開されたディレクトリに移る。
	$ cd fml-3.0.1-stable-20001027

インストールする。
	$ make install

インストール中にいろいろなことを聞かれるが、以下のようにすべてちゃんと答える。

===================================================================
---Loading the configuration file /usr/local/fml/.fml/system
Personal, Group, Fmlserv (personal/group/fmlserv) [personal] Enter
DOMAIN NAME			[ns1] domain.com
FQDN				[ns1] mail.domain.com
EXEC FILES DIRECTORY		[/usr/local/fml] Enter
TOP LEVEL ML DIRECTORY	[/var/spool/ml] Enter
Language (Japanese or English) [English] Japanese
TimeZone (TZ: e.g. +0900, -0300) [+0900] Enter
---Install the Fml system to /usr/local/fml. (y/n) [n] y
===================================================================


主に使うコマンドは/usr/local/fml/makefml だが、一々絶対パスを指定するのは面倒なので、
自分の.cshrcにパスを通しておく。

ログインしなおす。



新規メーリングリストの作成
参考: http://www.sapporo.iij.ad.jp/staff/fukachan/href/fml/Japanese/basic_setup/config-post-from-anyone.html

この例では、誰でも投稿可能な代表メーリングリスト info@domain.com というメーリングリストを
作成する。
	$ makefml newml info

info@domain.com のステータスを設定する。
	$ makefml config info

FML Configuration Interface が起動するので、各項目を調整する。 まず、メーリングリストのメ
ンバー以外からも投稿可能にする。

===================================================================
1 のPOLICY OF ACCESSを選択する。

WHO CAN POST AND USE COMMANDS が開くので、  1 のPERMIT_POST_FROMを選択する。

2 anyone を選択し、 0 ENDで抜け、さらに 0 ENDで抜ける。

3 のSETTINGS AROUND COMMANDS を選択する。

1 のCONTROL_ADDRESSを選択する。

4 のNOT USE選択し、0 ENDで抜け、さらに 0 ENDで抜ける。

5 のHEADER CONFIGURATIONSを選択する。

1 のSUBJECT_TAG_TYPEを選択する。

3 のSubject: [Elena:00100]を選択し、0 ENDで抜ける。

2 のSUBJECT_TAG_FIGUREを選択する。

4 の4 e.g. [elena 0001]を選択し、0 ENDで抜け、さらに0 ENDで抜け、またさらに0 ENDで抜け
ると、設定が書き込まれる。
===================================================================

/var/spool/ml/info に移動する。
	$ cd /var/spool/ml/info

とりあえずこのメーリングリストに自分自身を追加してみる。
	$ makefml adduser info you@domain.com

aliases をmoreで参照し、内容をコピーする。
	$ more aliases

===================================================================
info: :include:/var/spool/ml/info/include
info-ctl: :include:/var/spool/ml/info/include-ctl -> この行は後で削除する。
info-request: info-admin
info-admin: you
owner-info: you
owner-info-ctl: you
===================================================================

/etc/mail に移動する。
	$ cd /etc/mail

SuperUserになる。
	$ su
	password:
	$

ariases をviで開く。
	# vi aliases

最下行にコピーした内容を貼り付け、info-ctl:の行だけ削除し、保存する。
===================================================================
#### info@domain.com ####
info: :include:/var/spool/ml/info/include
info-request: info-admin
info-admin: you
owner-info: you
owner-info-ctl: you
===================================================================

newaliasesをかけ、有効にする。
	# newaliases