Dell Dimension 8200

SolarisTM 10  x86  1/06

POP Before SMTP with sendmail-8.13.8 + smtpfeed + clamav-milter
AND SMTP認証 + SMTPS + POP3S
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１． BerkeleyDB.4.4.20のインストール

２． drac-1.12のインストール

３． cyrus-saslのインストール

４． SSL鍵とSSL証明書と ca-bundle.crtの作成

５． qpopper4.0.9のインストール

６． smtpfeed-1.20のインストール

７． clamav-milter (ウィルス対策)

８． sendmail-8.13.8のインストール

９． sendmail-8.13.8の設定

９-２．　（バーチャルドメインの設定）


sendmail-8.13.8


作業ディレクトリを作成
$ mkdir /opt/src/sendmail-8.13.8

作業ディレクトリに移動
$ cd /opt/src/sendmail-8.13.8

sendmailアーカイブをダウンロード
$ wget ftp://ftp.sendmail.org/pub/sendmail/sendmail.8.13.8.tar.gz

sendmailアーカイブを解凍展開
$ tar xozf sendmail.8.13.8.tar.gz


インストール:

使用gcc： gcc-3.3.6
環境変数： こちら



展開されたディレクトリのdevtools/Siteに移動
$ cd sendmail-8.13.8/devtools/Site

新規ファイルsite.config.m4をviで作成する。
$ vi site.config.m4

以下のように記述して保存する。


define(`confMAPDEF', `-DNEWDB -DSASL=2 -DMAP_REGEX')

define(`confLIBDIRS', `-L/usr/local/lib -L/usr/local/lib/sasl2 -L/usr/local/BerkeleyDB.4.4/lib -L/opt/sfw/lib -L/usr/sfw/lib -L/usr/lib -R/usr/local/lib -R/usr/local/lib/sasl2 -R/usr/local/BerkeleyDB.4.4/lib -R/opt/sfw/lib -R/usr/sfw/lib -R/usr/lib')

define(`confINCDIRS', `-I/usr/local/include -I/usr/local/include/sasl -I/usr/local/BerkeleyDB.4.4/include -I/opt/sfw/include -I/usr/sfw/include -I/usr/include')

define(`confLIBS', `-lsocket -lnsl -ldb -lsasl2 -lssl -lcrypto')

APPENDDEF(`conf_sendmail_ENVDEF',`-DMILTER -DSTARTTLS -D_FFR_TLS_O_T -D_FFR_TLS_1 -D_FFR_TLS_TOREK')



セキュリティを高めるため、このサーバーを経由して配信されたメール
のヘッダ部分に表示されるバージョン番号(8.13.8/8.13.8)を変える。
もしも自分が使っているバージョンにセキュリティホールが見つかってし
まった場合、クラッカーはその情報を元に攻撃を仕掛けてくる可能性があ
るので、ソースを少々書き換えて、表示させるバージョンを架空のものに
してしまう。
(後のsendmail.cfのDZの書き換えも忘れずに）

ディレクトリを移動する。
$ cd /opt/src/sendmail-8.13.8/sendmail-8.13.8/sendmail

version.cをviで開く。
$ vi version.c

最下行(18行目)を以下のように書き換えて保存する。
（" "の中は適当に)


/* ##### 変更前 ##### */
char    Version[] = "8.13.8";

/* ##### 変更後例 ##### */
char    Version[] = "2006";


ディレクトリを移動する。
$ cd ../

コンパイル
$ /bin/sh ./Build -c 

SuperUserになって、マニュアルがインストールされるディレクトリを作っておく。
$ su
Password:
# mkdir /usr/share/man/cat1
# mkdir /usr/share/man/cat5
# mkdir /usr/share/man/cat8

各バイナリとディレクトリのパーミッションを変更しておく。
# chown root:smmsp /usr/lib/sendmail
# chown smmsp:smmsp /var/spool/clientmqueue
# chmod 770 /var/spool/clientmqueue

インストールする。
# ./Build install
# exit
$




dracへの対応。

ディレクトリを移動する。
$ cd /opt/src/sendmail-8.13.8/sendmail-8.13.8/cf/feature/

新規ファイル drac.m4を作成する。
$ vi drac.m4

内容は以下のように記述して保存する。（tabとスペースの違いに注意！）

divert(-1)
#
# drac for sendmail.mc
#

divert(0)
VERSIONID(`drac.m4, for sendmail-8.13.*')
divert(-1)

define(`_CHECK_BY_DRAC_',`dnl
# check by drac
R`$'*	$: $&{client_addr}
R$+	$: $(drac `$'1 $: ? $)
R?	`$'@ ?
R$+	`$'@ `$'#OK')

LOCAL_CONFIG
Kdrac ifdef(`confDRAC_DBTYPE',confDRAC_DBTYPE,`btree') -a@rej@ -o ifdef(`confDRAC_DB', confDRAC_DB,`/etc/mail/dracd')


ディレクトリを移動する。
$ cd /opt/src/sendmail-8.13.8/sendmail-8.13.8/cf/m4/

proto.m4 をviで開く。
$ vi proto.m4

SLocal_check_rcptという行を検索して、以下のようにすぐ下に1行追加記述して保存する。
(8.13.8の場合は1930行目）


SLocal_check_rcpt
ifdef(`_CHECK_BY_DRAC_', _CHECK_BY_DRAC_)
Scheck`'_U_`'rcpt